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この記事を読むと、次のような”コキアでおしゃれなほうき”が作れます。
コキアとは
コキアは一年草です。
ヒユ科 バッシア属
学名:Bassia scoparia var. trichophylla
コキアの和名:ハナホウキギ
コキアの別名:ホウキグサ、トリコフィラ
草丈:50~100cm
花期:9月
10~11月:紅葉はきれいなムラサキ色に染まり、
冬になると枝は枯れて茶色に変化します。
「箒木(ほうきぎ)」とも言われ、実際に「ホウキ」の材料として使うことができます。
備考:イソボウキの栽培品種
捨てるのも忍びないので、実際に作ってみることにしました。
材料
- コキア
- 麻ひも
- はさみ(”剪定ハサミ・・幹と枝を切る”と”普通のハサミ・・穂先を揃える”)
- 針金(なければ麻ひもだけでもできます)
- ペンチ(針金がなければ不要)
作り方
1. 枯れたコキアを、根元から”剪定ハサミ”で切ります。
2. ホウキ部分の長さをのこして、幹の根元から枝をカットします。
これを↓こうして切ります。
そうすると、ホウキの持ち手部分が残ります。
切り取った枝は、あとで使います。
3. コキアの種の取り方
次は、切り取った枝から”種や枯れた葉”を取り除きます。
とっても簡単!
束ねた枝を手で握って、「ゴシゴシっ!」っと、シゴきながら種などを落とします。
こんなにたくさん落ちます。いや・・・散らばります(-_-;)
種を選別して、「とんぶり」をゲットするためにはゴマ並みの苦労がいるものと想像されます…(-_-;)
この種は、まいておくとまた来年に生えてきます。あと、畑のキャビアといわれるプチプチ食感の「とんぶり」というものに変身させることができます!
4. ホウキ部分の幹を中心に「切り取った枝」を束にします
左が”切り取った枝”で、右が”枝をのこした幹”。
幹を中心にして、3束ほどに分けた枝で包みます。
この時に”枝の切り口を揃えておくこと”がポイントです。
↑こんな風に。
枝を束ねた先端から10cmほどの部分を”麻ひも”か”針金”で束ねます。
”麻ひも”の場合は、そのままグルグルと持ち手となる柄(下)に向かって巻いていきます。
このときのポイントは”キッチキチ!”に巻いてしばっていくことが大切です。
最後の部分はしっかりと結んでしまってください。
つぎは”針金”で束ねる場合です。ペンチで束を2カ所しばります。※縛り過ぎると切れるのでご注意。
5. 広がっている穂先を”麻ひも”で束ねていきます。
次のように、まず「3束」に分けて”麻ひも”束ねます。
次に5束分けて束ねます。
それから6束分に分けて束ねます。
6. 穂先をハサミで切りそろえます。
7. 「持ち手部分」の端もハサミで切りそろえます。
完成!!
飛び出ていたり、混んでいる穂は切って、きれいにすると”質感が上品”になりますよ♪
※こんな竹ホウキみたいなのもできます。
コキアの種まきからの育て方
畑に1本植えて、そのまま冬をむかえると、種が周辺に落ちています。そうして、翌年夏前にあちこちと芽が出てきます。
このため、雑草と間違えて抜かないかぎりは、勝手に増えます。
しかしながら、確実に増やしたい場合は「種」から育てることができます。
コキアの種を採取する
2023.12.15 発芽から約7ヵ月経過
完全に枝葉は枯れています。幹も水分が抜けていますので、これを使います。この時にはしっかりと種ができています。
茶色の枝を取って、よく見ると黒い粒。これが「種」です。
コキアの種を保存する
さて、この種を春にまくために保管しておきます。
通気性の良い普通の紙で袋を作ります。(新聞でも封筒でも良いです)
ついでに採取した日と名前を記載しておきます。
ジップロックなど密封できる保存袋にいれます。
あとは冷蔵庫に入れて春を待ちます。
他にも100均で、「アクセサリーケース」や「薬ケース」も便利ですよ。
コキアの種まきと時期
2024.4.2
プラスチックの入れ物(豆腐やヨーグルトの入っていたプラゴミとなるものでOK)に、ティッシュ(キッチンペーパーでもトイレットペーパーでもOK)を敷いて、水に浸し、その上に種まきをしました。
2024.4.4
種蒔きして2日経過。早くも発芽して立ち上がろうとしています。ひょろひょろしています(-_-;)
コキアの苗をつくる
2024.4.6
4日経過。園芸用の土をいれた「ポリポット(下に水が抜ければ何でもOK)」の上に置きます。
そして、土の上にこのティッシュを置きます。
上から薄く同じ土をかけて、飛ばないようにします。最後にやさしく水をかけます。
これで苗づくり完了です。あとは、水を切らさないように日々水やりをします。
2024.4.23
21日経過。双葉も出て本葉も出て順調に生育しています。
その後、この苗を畑に地植えしました。
地植えであれば、水やりも肥料もなくても基本は大丈夫です。大きくしたいようでしたら、5~7月に緩効性肥料を根元まわりにおいてあげると良いです。
剪定も特に必要なく、自然と「こんもりと丸くなる」か「細長い形」になります。ただし、密に並んでいると葉が広がらないので、「60cm間隔」になるよう間引きして、広々と育つ空間を作ってあげることが必要です。
コキアの成長記録
※ここからは、畑で勝手に生えてきたコキアの記録です。なにもお世話はしておりません。
こぼれ種で勝手に増えます。発芽を畑にて発見!!
2023.9.27 約4ヵ月 気温が落ち着いた頃、紫色の枝
2023.10.20
2023.10.31 約5ヵ月 気温が下がり、下から紅葉が上に向かって広がっていきます。キレイです。
2023.11.16 約6ヵ月 この時には種ができています。
コキアの名所・公園(北海道、関西)
ご参考までに、コキアの有名どころといえば・・・
国営ひたち海浜公園 ひたち公園管理センター
コキアといえば、ひたち海浜公園
〒312-0012 茨城県ひたちなか市馬渡字大沼605-4
国営ひたち海浜公園「コキア ひたちなか バスツアー」
6月~10月下旬に「はとバスツアーで行く絶景のコキア」
丘一面がコキアで季節ごとに緑・ピンク・ゴールドで彩られます。
びわこ箱館山 花の情報
〒520-1655 滋賀県高島市今津町日置前
びわこ箱館山コキアの見頃は、例年10月上旬から下旬にかけて赤く染まります。
それでは、また
“レモングラスの育て方”と“ハーブティー、レモングラスカレーの作り方”