「樹木」の名前をおぼえるために

ただいま「樹木」をおぼえることに重点をおいています。

この記事では忘備録のために、分類などを気にせず載せていきます。そのうち、整理、追記していきます。




カナメモチ(要黐)

学名:Photinia glabra (Thunb.) Maxim.
バラ科カナメモチ属
別名:アカメモチ(赤芽黐)、ベニカナメ、ソバノキ
小高木
常緑樹
樹高:H4~8m
分布:東海地方~九州、暖地の乾燥した山地。生垣に利用。

カナメモチとレッドロビンとの違い

※カナメモチ:葉の長さ6-12cm

※(参考)レッドロビン:葉の長さ7-14cm・葉柄がカナメモチより長め・新芽が赤い

葉は互生で、指で葉縁をなぞると引っかかる”鋸歯”がある。

秋には赤い実がなる。

※カナメモチ

※(参考)レッドロビン

間違いやすい「レッドロビン」との違い。「カナメモチ」には葉柄に”鋸歯”が一部あるが、「レッドロビン」にはない。また、「レッドロビン(Photinia x fraseri W.J.Dress ‘Red Robin’)」は、栽培品種であり、「オオカナメモチ(Photinia serratifolia (Desf.) Kalkman」×「カナメモチ」の雑種。

材は、非常に硬い。

オオカナメモチ(大要黐)

学名:Photinia serratifolia (Desf.) Kalkman
バラ科カナメモチ属
別名:ナガバカナメモチ、タロコビワ、オオバカナメモチ
小高木
常緑樹
樹高:H4~8m
分布:岡山県、愛媛県宇和島、奄美諸島、西表島、および台湾、中国南部、インドネシア、マレーシアに分布
レッドリスト:(環境省)絶滅危惧ⅠA類(CR)

※オオカナメモチ:葉の長さ10-20cm
葉縁:刺状の細い鋭い鋸歯

幼葉(帯紅色、中肋上に軟毛、成長に連れ両面無毛)、秋には紅葉

花期:晩春~夏、白い散房花序※写真は開花前(準備中)

結実:10月、果実は赤く熟す、球形

カリン(花梨)

学名:Pseudocydonia sinensis (Thouin) C.K.Schneid.
バラ科ボケ属
別名:
小高木
落葉樹
樹高:H4~8m
分布:中国原産で庭木に使われる
花期:4-5月、桃色

コブシ(辛夷、拳)

学名:Magnolia praecocissima Koidz.
モクレン科モクレン属
別名:田打ち桜、芋植え花
落葉樹
高木
樹高:10~15m
分布:北海道、本州、九州
花期:3-4月、花びら6枚、花の下に小さな葉が1つ付く。


2024.4.1 山の中
花の付け根付近に葉がついている。タムシバはこれがない。
シデコブシ(ヒメコブシ)は、花びらが多い。

ヒサカキ(柃)

学名:Eurya japonica Thunb. var. japonica
サカキ科ヒサカキ属
別名:シャシャキ
常緑樹
低木
樹高:2~5m
分布:本州~沖縄


※葉先が少し”くぼむ”のが特徴


サカキ(榊)が分布しない東日本で神前に供える代用として「ヒサカキ」が販売されています。

ヒサカキの実をつぶして絵の具を作ってみました


※そのままの色は「青」、レモン汁を加えると梅酢のような色になります。


※この2色で絵を描くと・・・


※ちゃんとした絵が描けました!※Natsuse作

マテバシイ(馬刀葉椎、全手葉椎)

学名:Lithocarpus edulis (Makino) Nakai
ブナ科マテバシイ属
別名:
常緑樹
高木
樹高:10~15m
分布:九州~沖縄沿岸地、関東地方以西の暖地で野生化している。

間違えやすい「タブノキ」とのちがい

マテバシイの”どんぐり”

マテバシイのどんぐりを食べてみる

生でもエグミなく食べれます。食感は天心甘栗が固くなったような感じです。水に沈むどんぐりを選びます。

水に浮いていたどんぐりの中身は空っぽです。

フライパンで炒ります。

炒ると栗のような光沢がでておいしそうです。

割ってみるとこんな感じです。

炒ったどんぐりを砕いてパン生地に投入!

どんぐりパンの生地を丸めてローズマリーは香付けに。

出来上がり!!あいかわらず食感が硬い・・・粉にしたほうが良さそうです(笑)

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