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樹木医になるためには
樹木医試験に合格する必要があります。具体的には、どうしたらいいのでしょうか?
- 何を使って勉強する?
- どうやって勉強する?
- どれくらい勉強する?
- 樹木医になるための費用は、いくらかかるの?
そんなお悩みの一助になればと記事にしました。
自己紹介
「ミドリ」のお仕事15年
樹木医「コッコ」
エクステリア・ランドスケープ
デザイン、工事、メンテ、計画など
現在、9万m2の緑地を
キレイにするため日々
チョコチョコと、歩きまわっています︎
私は、こんなレベルでした。
- 2年間がかりで樹木医合格
- 用語が分からない所からスタート
- 1日の必ず15分以上の勉強
- 貯金¥0からスタート
こんな方には、オススメの樹木医試験の勉強法です。
- 一からはじめる方
- 日常が忙しい方
- 長続きしない方など
ある程度、植物知識があって、
のんきな私が、受かるまでにした事を記事にしていますので、
樹木医試験の勉強に必要なもの3つ
① 樹木医研修受講者選抜試験問題集 (最新版をオススメ)
これを解くことから、すべてが始まります。5年分の過去問です。
これをマスターすることで、間違いなく合格に近づきます。
ですので、必ず必要な本です。
勉強をはじめる時点での最新版の購入をオススメします。
一般社団法人 日本樹木医会
②最新・樹木医の手引き(改訂4版)
この本も必ず必要です。
なぜなら、2つの理由があります。
・樹木医の勉強する基礎本であること。
・一次審査を合格したあと、WEB研修・筑波で1週間研修があります。
そこで、この「最新・樹木医の手引き」が講義の中で頻繁に使われ
なので、樹木医になる方は買う必要があります。
確かに、高いですよね…
メルカリか、中古で購入というのも手です。
しかし、
また、樹木医になった後でも活用することができ、
思い切って自分の未来に投資をしましょう!そこからスタートです!
③A4ノート
次の理由で必要です。
・自分で書いて、覚える
・問題を作って、復讐する
・写真、図など貼る
樹木医試験の勉強方法
① 過去問を、1日【最低3問】解く
必ず、1日に新しい問題を3問解いてください。
なんだ、簡単じゃん!!…
そう思ったアナタ…
そんなに甘くはありません。
やれば分かりますが、知らない問題を3問解くのは、
過去問を一巡するのに、心が何度も折れそうになります。
だから、多くの人もそう感じるのです。ということは、「続ける」というだけで、合格に近づけることになります。
解いたら、以下の5つ行動します。
・問題の横に、「解いた日付」
・問題の横に、「正解:〇、間違い:✘、自信がない:△」を記す
・「解答」、「解説」をしっかり読む
・分からない「単語」、「内容」を調べる
・調べた内容を、「解説付近にメモ」する(参照元の本や、ページを記入しておくと、後で探すのに大変便利です)
このときに使うのが、以下のモノです。
・最新・樹木医の手引き(改訂4版)
・WEB
・図書館(絵本も参考になります)
②翌日、「新しい3問+先日に間違えた問題」を解く
次の日にやることは、以下の通り。
・昨日の△と×を解く→「再度取り組んだ日付」と「その結果(○、△、×)」を記入
・つぎの新しい問題を3問解く
※要は正解の「○」がつくまで、毎日解くことになります。
③5年分の過去問を、3回繰り返す
3回目に到達すれば、1回目に問題を解くときよりも、
ここまで来たらシメたものです。
3回目のころには、「何が弱点か」が分かってきているはずです。
④弱点をノートに書く(受験2ヶ月前)
先の弱点が分かれば、A4ノートに「穴空き問題」を作ります。
回答は、
そして、受験日当日まで繰り返して解きます。
⑤記述対策(受験2ヶ月前)
・記述も少なからずパターンがあります。
以下の方法で情報を集めました。
・購入した過去問に一部掲載
・WEBで過去の情報収集
こちらのページを参考にさせていただきました↓
ykumagai 趣味のホームページ
http://www.ink.or.jp/~
ykumagai/jyumoku/sakubunn/ sakubunn01.htm
・一般財団法人日本緑化センター「グリーン・エージ」からも問題が出ることがあるそうです↓
一般財団法人日本緑化センター
※私は興味がありそうな目次のある1冊だけを購入しました。全部買って読んでいたら大変なので…
・記述は3問ありますが、そのうち1問に「松枯れ病」か「ナラ枯れ病」
・パターンから、自分で「最新・樹木医の手引き」から、
→自分で作った問題への解答を作る
→それを暗記する
試験勉強に必要な時間
①過去問を10ヶ月
1日に新しい問題を必ず3問は解く
過去問中心なので、以下のようになります。
・33問×5年分×3回=495問
つまり、10ヶ月(300日)で、495問解くことになります。
・495問÷300日=1.65問
疲れてできない、サボったり…と考えると…
・1.65問×2倍=3.3問…
「1日に新しい問題を必ず3問は解く」となります。
②弱点ノート作成・記憶を2ヶ月
「過去問」と「最新・樹木医の手引き」からピックアップして作成
私の場合、大学ノート(76ページ分)に1ページにつき、2〜3問を作り、全部で19
1日3問ペースということになります。
③記述対策を最後の1ヶ月
過去のパターンを考えて、問題を5つ作ります。
山を張るのですか?…(@_@;)
その通りです。
当たり外れは、もちろんあります。
しかし、出る問題がみんな分かっているなら、
ここで大切なことは
記述に答えるための「文章の組み立て方」を覚えることです。
ここまで来ると、ある程度知識がついています。
記述で、文の組み立て方が分からないと「致命傷」となります。
分かっていれば、
なので、もう一度大切なことを言わせていただくと次の2つです。
・記述に答えるための「文章の組み立て方」を覚える
・本番で想定外の問題が出るのが当たり前。「
合格までの最低費用…西日本発で22万円
正直、これでもカツカツでした。
二次審査期間の最後は、食費を切り詰め、書籍も買えず状態でしたから。
受かるつもりなら、お金も必要です。
テキスト代 13300円
過去問…3900円
最新・樹木医の手引き…9400円
筆記用具代 1400円
大学ノート…400円
多機能ペン…1000円
ジェットストリーム 多機能ペン 4&1 MSXE5-1000
※個人的にこのペンがオススメです。
一次審査代金 18000円
一次審査合格後)二次審査の研修費用110.000円
こちらをご参照ください↓
一般財団法人日本緑化センター
その他にかかる費用
・一次審査の交通費
・二次審査の交通費
・二次審査中の宿泊費(6泊7日分)
・二次審査中の食費(21回分程)
※朝食は事前予約で1回500円ほどで数回食べていました。食堂前に記入用紙があり、前日の晩までに希望者はチェックを入れておく形式でした。
※昼はコンビニ弁当600円ほど
※晩ごはんは近くのラーメン屋、中華料理屋900円ほど
※上記の食事を続けていると、最終3日前には、コーンフレークでしのぐという”せつない状況”になっていました\(゜ロ\)
・二次審査中の交際費…仲良くなったメンバーで食事や近くに観光
※これが予算外で食費を圧迫。だけど、楽しかったです(*^_^*)
・二次審査終了間際の書籍販売(予算なく買えませんでした。通常価格より安かったのに…)
・合格後は、日本樹木医会に入会10000円、年会費12000円(日本樹木医会正会員)、年会費3000円など(各都道府県樹木医会による)がかかります。
また、5年ごとの更新制になっており「登録更新手数料11000円」がその都度かかります。
http://www.jpgreen.or.jp/treedoctor/koushin_t/index.html
反省点
勉強を始めたのが遅かった
【1年目:1次にて不合格】
4月 勉強開始 → 7月下旬 一次審査テスト → 8月下旬 合否発表 → 不合格(T_T) →
【2年目:合格】
翌年1月 勉強再開→7月 一次審査テスト→8月下旬 合否発表 → 合格 →
お金を貯めておくこと
かなり費用がかかります。受かるまでと、
試験前後の時間を確保
特に重要なことがこれです。二次審査の3週間の間は「仕事から切り離せるよう手を打って
以上、樹木医試験の勉強方法についてまとめてみました。
合格後は研修会の機会もふえるので、合格後がスタートといった感じです。
樹木医と名乗ることは、諸先輩方のお力でその認知度があるので、はじめはかなり勇気がいります。
名刺に入れることも最初はどうしたものか考えたものです。しかしながら、自分は「樹木医」であると名乗ると問い合わせや課題がやってきて、それを解決していくことで自覚が強まっていきます。日々、勉強です。また、有りがたいご縁ができ、樹木医同士のつながりで、新たな発見や仕事の助けになることもあります。
樹木医を目指される方の一助になれば幸いです。
それでは、また👋🐓…